ドクター真奈人の内緒話。

勤務医の雑談を書きます。

医師の確定申告ぶっちゃけ話(2)

確定申告の話、第二弾です。

前回は

1)ふるさと納税で、今年気が付いたことを中心に。

2)申告しなくてもいい、うれしいポイ活(m3など)について。

をメインにお届けしました。

今回は

3)税理士との付き合い方、について、自分がどんな感じだったかをお話します。

3-1)最初の頃。

医師になって、しばらくしてからは自分で頑張ってました。

でも収入が上がってくると‥。

確定申告しても、還付されなくなって‥。

追加で収める金額が、ちょっとずつ増えていって‥。

それも数十万円のレベルになって‥。

 

投資用のマンションを購入したとき(この話は、また後日)、諦めました。

『税理士を頼もう!もう無理!』

 

同僚に相談すると、自分の周りは皆、おぼっちゃま系で

<え?そんなの自分ちの(親の)税理士さんに頼んでるから知らない~>

って人ばっかりなんですよ。

ダメだ。何の参考にもならねぇ。

 

最初は、どんなものかよく分からないので、近場の税理士事務所で相談にのってもらいました。

今は廃止されたみたいだけど、それまでは一律30分5千円くらいだったかなぁ、自分の現状を説明して、もっと節税できるポイントはないか、質問しました。

でも!

時間とお金の無駄でした!

とっくに知っていることしか言わないんです。ま、そっかな。

<裏技>とか、<みんな実は、こんなことをやってるんですよ>的なことは一切なし。

生計保険料控除だとか、医療費控除だとか‥。そんな話聞きたいわけじゃない!

何か、一つでも、『お、これいいじゃん』的なヤツがあったら、『今後もおつきあいのほど、よろしく💖』っていうつもりだったけど。

 

次は、投資用マンションを購入したときに、不動産会社が契約している税理士さんを頼ることにしました。

ただ、基本的には、やっぱり堅実。

「必要経費に充てますから、領収書をなんでもいいんで、とっといてください。こっちで分別するんで。」って言われてたんで、『お、いいじゃん?』ってことで、奥さんにも協力してもらって、ひたすら外食だったり、少し大きめの買い物をしたときの領収書だったり、旅行したときのヤツだったりを1年分集めていたやつをごっそり渡しました。

でも、やっぱり決まった分だけなんですね~。

 

医者なら、同意してくれると思うんですけど、他に必要経費にできるもんがあるんじゃないか。

例えば、車の購入費用。

医局から、あちこち外勤に行くときは基本的に車ですよね。交通費が支給されてるってこととは別に、毎週2回くらい片道高速道路で1時間くらいかかる僻地に外勤で行くと、<車は消耗品だ>ってことに気が付きます。

例えば、医局費、学会年会費、学会参加費、産業医講習会費なんかを上納金感覚で収めていると、やっぱり、これって医者としての経費だよな~て思いますよね!もう少し言うなら、参考書費用(高いです😭)、パソコン購入費用なんてヤツラも。

でも、こんなことですら、『なんとかならないもんですかねぇ~』って税理士さんに相談すると、「儲けていらっしゃいますから」って言葉で門前払いをくうんですよ!

 

だめだ、こりゃ。

なんか、とりあえず聞こうって気になれない。さらに節税を進める気になれない。

ってことで、もっと気軽に色んなことを聞ける人探しを始めました。

 

このような経緯から、美味しい話は要らないから、自分の疑問を気軽に聞けることを重要視しようって考えになってたんです

 

すると、ご近所さんで、もともと税理士さんだったけど(女性の方です)、しばらく子育てで実務から離れていたけど、ボチボチ再開しようと思ってるんです~って人がいるってことを奥さんが風のうわさで耳にしてくれました。

『あ、あの人か、挨拶する程度の知り合いだけど、変な印象を受けたことはないな。よし!』

ということで、早速連絡して、当家の確定申告を引き受けてもらうことにしました。

続きは、また次回に‥。