医師の確定申告ぶっちゃけ話(3)
しばらく更新してませんでした‥。
これまでは、
1)ふるさと納税で、今年気が付いたことを中心に。
2)申告しなくてもいい、うれしいポイ活(m3など)について。
3)税理士との付き合い方、3-1)最初の頃。
をメインにお話しました。
今回は、やっとで、気軽に相談できる『我が家のかかりつけの税理士』決定してからの話をします。
3-2)我が家のかかりつけの税理士。
やっぱ、いいですわ。
<自分にとってのメリット>
①不動産購入時に紹介してもらった税理士さんとは比べ物にならないくらい、しょーもないことが相談できます。
疑問に思っていたことが、かなり解決できました。
領収書集めなんて辞めました。
後でも触れますが、誰もが考えがちな、例えば‥
<会社にして、赤字にして、経費いっぱい使って‥>
なんて、税務署さんから、どんな目で見られているかなんて話もタメになりました。
②青色申告にしてもらいました。
a)自分でやるとなると、『これで大丈夫なんか?』なんてこと考えなくていいっていうのがうれしい。
b)白色申告に比べて、書類が煩雑になるけど、基本、やってもらえる。
c)10万円の控除(最大65万円ですが)を受けられる。
d)事務所の光熱費などを必要経費として計上できる。
把握しているのは、こんなもんかなぁ。
d)に関してですけど。以前、家族と住んでいるところが、連続して自然災害にあって、結構不自由を強いられたことがありました。
そこで、少し離れたところにマンションを一部屋借りてたんです。今は実質、トランクルームとしての単なる物置き部屋なんですが、なんかあったときの緊急避難先にしようと思って、そのままにしています。そこを不動産投資用の業務を実施するための事務所として利用しているって形式にしてるわけです(実際不動産投資用の資料なんかも結構おいてるんでして、ま、このくらいは許してほしいかなぁ)。
家族に給与を支払うなんてことは、やっていないですけど、ま、ほどほどに。
③法人化なんて、やらない。
よく、ネット情報で、『(一言で言うと)産業医を事業所得にしてもらって、会社つくれば、税金得するよ!』って無責任な話を見かけます。<いいなぁ‥>って誰しも思います。<簡単にできるんかなぁ‥><複数の産業医引き受けてるしなぁ‥>
産業医の報酬は、原則給与所得です!って、はっきり言われました。
会社の経理、手続き、法人の銀行口座作成、税理士の顧問料‥。大変です。
仲良くしている事業所の産業医なんで
契約書に明記しておけば、事業でいけるんじゃね?‥なんてこともありません。
税務署様が、契約書に明記してあっても給与としてみなしくるでしょう‥。
ってなことを教えていただきました。
ま、そうでしょうね。だって、皆やってないもん。
おとなしくしておきましょう。
法人化したいっていうのは
☆1 法人収入(不動産をいっぱい持ってるとか、産業医先をいっぱい持っているとか)が、既にたくさんある人。
☆2 社長になってみたい願望がある人
くらいの人がやるんであって、
ちょっと、お試しでやってみましたっていうのは<バカ>かなってことが、
よくわかりました。
税務関係の人達からすれば、当然のことなんでしょうね。
ただ、この手のことって、実際に動いて見ないと分からないことが多いんで、多少痛い目にあっても、経験値をつんでいくのもアリなのかな‥って、まだ考えている自分がいます。今後の課題ですな。
④不動産投資会社が作ってくれた資料の確認ができる。
不動産を紹介してくる会社の人達って、必ず『こんなに税金、得しますよ!』って資料を準備してくるじゃないですか。
ホントか?って思っても、こちらはド素人。確かめる術がないんですけど、
今回の税理士さん、どんなふうに勧誘されるのか興味があるって言ってくれて、
ソノテの資料とかをチェックしてくれるんです
詳細は理解できてないんですけど、やっぱ無理がある点が多いんだなってことが、はっきりわかりました。
後、入居者の入れ替えの時の契約書のことなど、直接不動産投資会社の担当さんと話をしてくれるんで、すごく心強いです(実際、詳細を聞くと、『あ、確かに、この部分いい加減に扱われてる』って納得します)。
信頼できる我が家の税理士さん、ありがとう!
⑤中小企業共済について。
これは、自分が先走っちゃったヤツなんですが。
概略を説明すると。
中小企業基盤整備機構に、個人事業主が加入できるやつです。
一定の加入要件を満たしていれば、max7万円の掛け金を選択できます(年84万円)。
この分は控除されるんで、税金が30~40万円くらい節税できるってことですな。
しかも、例えば10年後に解約するときは、共済金がプラスアルファで受け取れるし(雑所得?tして税金が、かかりますが)。
手続きとしては(詳細は省きますが)、
税務署に開業届を出す。
開業届の控えなど関係書類を金融機関の窓口に出す。
って感じです。
自分の場合は、開業届の職業はアフィリエイトブログ(つまり、これ)にしました。
税務署さんでは、あっさり受け取ってもらえて、すぐに控えをもらえました。
事後報告で税理士さんに、こんなこと始めましたって言うと。
『まだ、ブロガーってのは新しい職業なんで、どこまで税務署さんに認められるか、わからないところがあります』
『もし、これで必要経費を落とすところまでもっていきたかったら、生活費が賄えるくらいの収入を得るようなところまで頑張ってください』
などのアドバイスをいただきました。
<イヤ、そこまでは無理かな‥>
今回は、こんな感じです。では!